急成長するベトナムのEコマース市場

リン

11月 15, 2021

近年、Eコマース市場が拡大している東南アジアの中でベトナムは最も成長している国1つであります。新型コロナウイルス感染拡大以降、オンラインショッピングのさらなる売り上げ向上や規模の拡大が見えるようになってきました。

経済発展が著しいベトナムでは、中間層・富裕層が急速に拡大しています。ベトナムの一人当たりGDPは間もなく3,000ドルに達する予測が立てられており、2030 年にかけてベトナムでは中間層が急拡大し、全世帯の49%が中間層となる見通しです。

急成長するベトナムのEコマース市場

ベトナムのEコマース市場におけるプレーヤーはShopeeが市場シェアの約44%を占めており、次いでLazadaが11%、Tikiが18%となっています。これらの企業は外国のEコマースやインターネットサービスに関する巨大企業からの投資を受けています。Shopeeはシンガポールのユニコーン Sea社(旧称Garena社)、Lazadaは中国のアリババ社、Sendoは日本のSBIホールディングス社よりそれぞれ出資を受けています。Sea社はシンガポールの巨大テック企業で、Shopeeのほか、オンラインゲーム・eスポーツプラットフォームの「Garena」、デジタル金融サービスの「SeaMoney」を運営しています。

急成長するベトナムのEコマース市場

オンラインショッピングが好まれる理由としては、並ぶ必要なく、移動する必要もないので便利であり、扱う商品の種類が多いといった理由がメリットとして挙げられました。一方、返品ポリシーが明確でない、信頼性の高いサイトが少ない(粗悪品が送られる、写真とは異なるものが送られる)、個人情報漏えいの問題、輸送中の破損といった課題も懸念されています。新型コロナウイルス感染の影響でオンラインショッピングに変化する傾向が続いているとしても、これらの課題は今後のベトナムのEコマース市場の発展において解決が必要となる主要な課題でしょう。

リン